
『従業員はコスト、せめて賃金分働け!』
そんな考え方をするリーダーがいます。
そんな人は、部下がミスをすると、逃げ道もなく追及する。
その結果、何が得られるというのでしょうか?
実際のところ、失うものの方が多いです。
厳しく叱ることで部下は上司を怖がり、ミスをしないように頑張ります。
しかし、むしろミスが増える。なぜなら、恐怖で仕事をしているので注意力や集中力を欠くからです。
で、取り返しのつかない不祥事につながる。
部下は、小さなミスを隠し、小さな嘘をつくようになるからです。
小さなミスのときであれば解決できたはずの問題が、時間の経過やミスの積み重ねによって、とり返しのつかない状態になります。
結局のところ、重大な不祥事が起きた本質的な原因は、部下ではなく、リーダーにあるのです。