あなたは知っていますか?
石油王、ロックフェラーが『病気を作り、病人にさせて、薬を売る仕組み』を作ったことを。
医療を石油でできた化学薬品に変えたい。そこで学校に投資、自然治癒力・栄養療法・運動療法を徹底的に排除した教育を始めたのです。
そして、反対する医師や教授はメディアによって迫害、免許をはく奪しました。
目端の利く医者であれば気づいています。
中毒性のある原料を使う。
『目の前の症状』だけを消すだけで、『本質的な原因』には一切目をつぶる。
そんなの可笑しいと。
~だからと言って何も言えない。
知っていても、やってはいけないことがある。
超えてはいけない一線がある。~
きっとあなたはそう言うことでしょう。
では、『人を助けてはいけない道理』とはどのようなものなのですか?
なぜ『目の前の命を助けること』に全力を尽くさないのですか?
『超えてはいけない一線がある』…
あなたは患者の目を見て、そう言えますか?
神様をまっすぐ見て、そう言えますか?
あなたは医者なのに、『救えないとわかっている治療』を、
それどころか『命をも奪いかねない治療』を、なぜ続けているのですか?
そして、もしかしたら本当によい治療法をご存じなのではないですか?
保身やお金儲けよりも前に、
まず『人として成すべきこと』をなさってください。
『お金がないと病院はつぶれる』…
おっしゃりたいことは分かります。
ですが、『自分だけでなく、相手も幸せにする』
それが商いの極意のはずです。
病院であれば、なおさらです。
目の前の患者は、あなたを信じてそこにいます。
その人にとって、その命は、体はかけがえのないものなのです。
裏切り行為だと思いませんか?
一人一人が行政に声を上げれば変わるのです。
『悪いことをすれば、必ず悪いことがかえってくる』。
あなたはそれを知っています。
間違いは誰にでもあります。
言うまでもなく、大事なのは『気づいた後にどう行動するか』。
天は見ています。
「良かれと思って施した医療が、逆に患者を苦しめていたことに、医者になって11年目のある日、気づいたんです。」

そう話してくださったのは、医師歴40年を超える長尾和宏先生。
延命治療を拒否した余命1週間ほどのがんの患者さんから、正しい医療のあり方について学んだと言います。
長尾先生が得た気づきとはなんだったのか?
その奥には、医療システムの闇が隠れていました。
それまでは、なんとしてもガンを治してやる、と思って抗がん剤も点滴もたくさん投与していました。そうして、寝たきり、管だらけで最後まで戦いながら苦しい最期を迎えるのを当然だと思っていたんです。どれだけ苦しむ患者さんを見ても、治療を諦めるのは医師失格だと思っていました。
そんな中、治療を断る患者さんが現れたのです。その方は、40代、食道がんの末期で、食堂が細くなり食べ物が通らない、水が一滴通るかどうか、という状態だったんです。
このままでは栄養失調で死んでしまう。そう思って、食道にステントといって、
土管のようなものを入れて広げて食べられるようにしましょう、と言ったら、『必要ありません』というのです。
それからは毎日、牛乳びん1本程度の水分を取るだけ。1週間ほどで亡くなってしまうのでは、と思って心配していたのですが、元気でピンピンしている。2ヶ月経っても元気で、病院内でがん患者向けのボランティアまで始めてしまった。3ヶ月経ってもまだまだ元気で、いつ病室に行ってもベッドに寝ていないんです。
それから少しして、『先生ちょっと疲れたわ』と言って、1日か2日、初めてベッドに入ったと思ったら、そのままスッと亡くなられたんです。これまで見てきた、苦し見ながら死んでく最期はなんだったのだろうと思うような、安らかな最後でした。
良かれと思って施した治療が、かえって寿命を縮めて、必要のない痛みや苦しみを与えていたのではないか。医学部で習ってきたことは、これまでやってきたことは間違いだったのだろうか?そう思いました。
それから、何件か、同じように治療を拒否する方の最期を見て、現代医療の間違いに確信を持ったのです。
そして私は病院をやめ、在宅医療中心の病院を開業しました。